カテゴリ『西田ふにゃふにゃ雑記』

賽の河原カテゴリー

兵庫の片INAKAに越してきて、かれこれ四ヶ月近くになる。INAKAといっても、いわゆる「郊外型ベッドタウン」というやつで大阪・神戸に一時間圏内なので、それほど不便を感じることはないのだけれど、最近DVDなぞを借りに某大手レンタルビデオショップに行くたんびに脳がぐわんぐわんして用を弁ずることがたし。不便。


映画みたいなー、でも特に何ってわけでもないねんなぁ、とりあえず行ってから決めよ。と、普段の自分はそんなぼんやりと霧のような想念を頭上にもやもやと漂わせながら店へと向かうのが常、なのに、そのもやもやが固化しないままむしろ黒みを帯びてどんよりと、足も覚束ない体で何も持たずに店を出てしまうのが常、ってわけじゃないけど、まあ十回に七回くらいかなあ。

なぜって見つからないのである。映画が。

今日だって特に何が見たいわけでもなく、でもウディ・アレンのがあったら観てないやつを潰したろ。くらいの気持ちで行った。のに、ない。無い、わけではないかもしれない。あるかも。だとしても見つけられない。見つけること難し。不便。

え、店に入るよね、でこの店は書店とレンタルメディアを兼ねているので、書店スペースをすっと通りぬけ、映画コーナー。洋画のコーナー。棚にずらっと並んでいるパッケージ。じゃあ、って探し始めた瞬間に「あ、ムリかな」と思わず口に出すくらいどうしようも無い感じなのはジャンル分けがめったくただからであって、それが原因で自分はもやもやがどよどよになって店を出るのどよ。

そもそもジャンルなんてのは個人の主観に負うところが多く、自分が思い浮かべるジャンル、ってのが世間と一致しないなんてことはこれ、よくあることなのだけれども、それにしたって「ドラマ」なんてジャンルに分けられてる作品群を目の前にして、このジャンルに収められていない作品は総じてドラマツルギーが無い作品なのか、映画界もすごいことになったもんだ、と唸ってしまう。加えて「ドラマ」枠には小ジャンルが設定されていて「恋愛」とか「シリアス」とか。シリアスな恋愛ドラマはどこに入るんでしょうか。「ドラマ」枠ではないジャンルは「アクション」とか「SF」とか。アクションやSFには起承転結など必要ない、というラジカルな意見。純アクションとか楽しそうね。ずっとスタント。純SFはあれか、もう架空の理論だけを延々と。こんな状況を目の当たりにして、すでに八割方意識は帰宅のほうへ傾いていっているのだけれど、さらに困るのは、いや、こんな具合だから期待もできないけれど、いわゆる「監督別」とか「主演別」みたいなコーナーが無いのであって、ここからかなりの本数がDVD化されてるウディ・アレン作品のうちタイトルも覚えていないような「自分がみてないやつ」を見つけるなんて芸当は不可能に近いと思いませんか。

いやさ、例え明確に見たい映画が決まっていて、タイトルも覚えている。そんな状況であっても、例えばこの前は『ゲットショーティー』が見たかったのだ、んで行った。「コメディ」のコーナーをじっと探した、無い。恋愛要素もあるやもしれん。「恋愛」なし。途方に暮れた。念のため純アクションのところをいちから探してみた。「アクション」「スパイ」のところにあった。この段階ですでに三十分以上が経過している。頭がぐわんぐわんする。当の映画は当たり前のようにドラマツルギーしてた。

見つかってもこれなのだから、見つからない場合の徒労感となると賽の河原も裸足で逃げ出すってもんですよ。

せめて監督別とかの客観的事実に基づくカテゴライズをしてくれないことには、もしくはジャンルなんてとっぱらって全部アイウエオ順にしてくれないと自分はいつまで経ってもレンタルビデオ屋で賽の河原をしなければならなくなるので困る。

ちなみに今日はウディ・アレンを早々に諦めて帰ろうとしたら「なんたらトップ10」とか言う特設コーナーで『イントゥーザワイルド』を見つけた。「観てなかった観たかった。ああ、私は救われた。」と思って手に取ったら、パッケージに怪しげな蝶を模したシェイプに「極上彼氏」と手書きで書かれたシールが貼ってあったので、何が何だかわからず恐怖を感じて逃げるように帰宅。不便。

ハローみなさま

ええ、年明けてましたね。

おめでたい人もおめでたくない人もみなさま今年もよろしくお願いします。

んで、未だに長い長いリハビリ気分が抜けないわけで、漫画もまったく更新してない状況で!

Twitterなんて二人して始めちゃった。

トップにTwitterのつぶやきが表示されてるかとおもいます。

こんなことやってます。

今年は、今年こそは漫画を作るぞ!

追記:さっき「今年こそ」と入力したら「来年こそ」って変換された。Google入力で。
いいねー。ちょっと皮肉がきいてるじゃない!

帰ってきたよ

いやー、西田ひさびさ。

半年間とか言っていたけれど、蓋をあけてみたらほとんど一年。本当に軽い監禁生活を送っていたようなものなので、戻ってきたら政権は交代してるし、円がもっすごい値上がりしてるし、ドラクエは発売してるし...たった一年足らずとはいえ、軽い浦島気分を味わえました。すげーな世間。やるよ、世間。

ああ、マイケルジャクソンがいない。
小学生の頃にマイケル、二回も見に行ったんだよね。西宮球場と東京ドーム。初めての東京もあのときだった。
幕が上がってドン!大音量で破裂音。隣の従妹がびえぇぇ!っと泣き始めて。その隣の白人さん(しらんひと)がマイケルの踊りをビール片手にトレースしてて。コンサートの内容は何も覚えていないのが呪わしい。アホな小学生だったもの。
戻ってきてすぐに『THIS IS IT』観に行きました。都合二回。

ほかにも、何人も素敵な方がお亡くなりになってましたね。思い出しても悲しいだけだし、時流ずれっずれの話題なので書かんけど。

あっ、そういえばもりし...

ハハハ、ね!元気だしていくぞ!ってわけではい!
戻ってきたからにはそろそろ漫画も新作を!っていうかこのサイトもキュッとリニューアルなんてのも考えておりますので!

もしばらくお待ちあれ!


かんだけ半年お休みでんねん

わたくしごとですが、ちょいとアレな事情のあれやこれやがありまして、

半年ほどネット・テレビ・電話・自転車のない生活を送ってまいります。

 

外界とは一切接触がとれないんですよ。へえ。

あ、刑務的なやつじゃないです。潔白です。

 

津高のおっちゃんが代わりに、きっと、素敵な漫画なりを更新してくれるでしょう。ですよね。

 

と!いうわけで!

向こう半年間の五大ニュースをば、勝手に予想してみた。

 

五位

ドラクエ9まだ出てねぇ!

 

四位

ピストブーム見事に終息!

 

三位

西遊妖猿伝がまた休載!?

 

二位

「オダシダミチカ」でのGoogle検索結果、一位を他に奪われてる!

 

そして一位は...

 

森○久弥が・・・・・・・・・・

まだまだ元気

 

そいじゃ!

賀正

長らく更新が滞ってましたがみなさんいかがおす・・・明けましておめでとうございます。

 

さて、更新のない間、なにをしとったかというと、

まあ大概自転車乗ってたんですが...。

 

いまウェールズ人のおっさんおばさんが悦に浸りながら歌をば謡っている映像を見ながらこれを書いてます。

 

今年はコレだと思いました。

 

中年の悦

 

西田でした。

古い日記

リーサさんはおとこですかおんなですかおしえてください。

リーサさんはかみさまが見えますか。

ぼくはいじわるをしないからひとみの中に入ってください。


だって。

これ、わたくし西田が六歳の時の絵日記に書かれていた文章なんだけど、えー、まったく何を書いているのかわからんのです。
他の絵日記については、もー実に平凡な、自転車乗るかおばけのQ太郎ワンワンパニックをするかくらいしかないのであって、そこに唐突にコレが書かれているので、どうにも自分が書いたとは思えないのです。

どっかの本やらなんやらから丸写ししたんじゃねえか、とも思うんですが。それにしても何が元ネタなんだ?

過去の自分に問いたい。

リーサさんはだれですかおしえてください。

チケットは使わぬまま

さきほど。
古本を買って、パラパラと読み進んでいるとすとんと何かが本から落ちたので、しおりかな、なんて思っていたら小田急電鉄の特別急行券。
新宿〜小田原間のスーパーはこねのチケット。
乗ってる時に読んでいたんだろうか。
こういう、前所有者の残り香が感じられるのがいいですね、古本。
その時は四〜五冊まとめて買ったので何に挟んでたのかは忘れましたが。
たしか赤瀬川「老人とカメラ」。
もしくは松浦寿輝「もののたはむれ」。
それか南伸坊「モンガイカンの美術館」。
どれにしても旅情を感じるなあ。
ちなみに特急料金870円なり。意外と安いのね。今度この本もって追従するのもいいかもしれんと思ったりなんかしたり。

と、ここまで書いてて気付いたんだけど、こういう乗車券っての、乗ったら証明のためのハンコなりなんなりが押されるよねえ。この券、そういった形跡が一切ないのだけれども。もしかして未使用?まあ日付指定されておるし、当然これを私が使うということは出来ないのだけれど。

なぜ使わぬまま、本に。

いこうね、と約束していた相手が蓄電してしまって。とはいえ、チケットは取ってしまったし。独り小田原へ向かう男。かたわらの本には、本来使う筈だったもう一枚のチケットが。
それからしばらく後。読んだ本をまとめて処分しようと、古本屋に持ち込む男。古本屋のオヤジが一冊ごとに値をつける様をながめていて、ふとその本に目が留り、ああ、あの本のなかにはチケットが...。でも、まあ、過ぎたことだし。と何も言わずにそのまま本を手放して。後に私の手に。

どないせいっちゅうねん。

まあ妄想ですが。

風呂釜ボム、暗いルーム

西田!

「今」っちゅうか、え、ココのところ一週間?もーそんなになるか、ええ。はは、タイムフライ。
一週間弱ですね、うちの風呂からはお湯がでませんねん。

というのも、なんでかというと、湯沸かし器がぶっこわれたからであって、
なんでぶっ壊れたかといいますと!

たぶん、わたくしニッシダはどういうわけか風呂を入れた瞬間に抗えないほどの眠気に襲われることがしばしば、ってか結構、頻繁に、あって、月に1回多くて3?4回くらいは風呂のお湯を出しっぱなしにしながらベッドですやすや就寝しちゃうことがありまして。

そんな過酷な稼動を湯沸かし器に強いてたわけで。

こないだ風呂にお湯を張って、スポーンと風呂桶に飛び込んだらびゃーん、ぬるー。

冷え冷えに冷えた身体を震わせながら、いったい何が起こったんだと憔悴してるとスメル。
タマネギの腐ったような。

外をば見ると、湯沸かし器が物凄い勢いで白煙を放出しておって私、ようやく事の次第を把握したのであって、さて、ここで「落ち着け!まずはタバッコを一服・・・」なんつってライターの石を擦ったりしたらコント的にはベタにアリなんでしょうが、リアルでやったらシャレにならんので、すぐさま換気し東京ガスに連絡、口臭がガス臭い東京ガスのおっさん、来るなりトイレを貸してくれなんていう。

めったに人を入れない我が家のなおかつトイレでガスとガスの元を噴出しやがった口臭ガスのおっさんに診てもらうまでもなく、湯沸かし器がぶっ壊れているのであって、ガスおっさん
「いやー、これは危険な状態でしたね。湯沸かし器は直るまで絶対に使わないでください。」
なんて。わーっとる。直すのには別の会社に頼んで、金額見積もりしてもらってからだそうで。

「原因はなんでしょうかね?」
「まあ、経年劣化じゃないですかねー」

いいぞ、おっさん。その答えが聞きたかった。
決して、無茶な使い方が原因じゃない。よね?

というわけで、「経年劣化」で壊れた我が家の湯沸かし器はいまだ直らず。
水のシャワーを毎夜浴びる西田であった。

で!
今日は帰ってきたら部屋の電球が切れてた。
うわーん、暗いよー。
急いでコンビニいって電球を買って来たら径が合わないやないですか。
あきらめてモニターの光だけで過ごすことに決定!

部屋として機能してるのは屋根くらいか

拳骨

うはーい。スーパーご無沙汰!西田です。

夏も終わってしまった。そんで西田は何してたかというと、

ああ、自ら転がるアレばっかりだったな...猿みたいに乗って。

で、まあそれは置いといて今日と昨日はFaustの11年ぶり、2回目の来日公演にいってきました。
おお!音楽!

70年代初期から活動していたバンドなので、御歳60超?かな。わからんが。そういえば、8月もサマソニまでにDevo(これも還暦系)を見に行ったなあ。ご老人大活躍である。

ステージでチェーンソーを振り回すとか、ミキサー(音楽用のじゃなくコンクリート回すやつ)を運び込んだり、卓球だけしてたり、そんな前評判というか、伝説を聞いていたのだけれど、まさか60超えたおじいちゃんがそんな危険なマネはしまい、なんてタカをくくっていたらまじでやってた。

サンダーで鉄板削ったり、チェーンソーでドラム缶をたたききったり、まさかリキッドルームで鉄が焦げる匂いを嗅ぐなんてことになるとは思いもよらなかったなあ。アホですあのおじいちゃんたち。手元が狂って観客席にチェーンソーが飛んでいったらどうしようかとヒヤヒヤですよ。

んで、またチェーンソー。なんかステージ脇に立てかけてた板をグォォォオオオッって切って文字を刻むパフォーマンス。下書きに縦書きで「混乱」と書こうとしてたみたいだけれど、やっぱり漢字がわかっていなかったようで、出来上がったら「泪橋」。

ウソ。
実際はなんだかわからない、車に轢かれた鳥みたいな絵になってた。

音楽いっさい触れてねえ!

明日も行くので、最終的な感想はまた後日。

いわゆる遊び相手

こないだの土曜、西田は青梅へ。
自転車で。

また......

今回は楽だよ。とか。
昼すぎくらいに戻れるよ。とか。
そんな甘言にだまされて、ノコノコついて行ったら90キロ。
10時集合の18時解散て、仕事ですか?

と、まあ今回はそんなマゾライドが本筋ではなくってですね。もー、なんつうか買い物自慢?みたいな?のはうすら寒いので、あんまりやったらあかんとは、思ってます。うふ。けどね。

どーん!

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買いました!シュウインのシングル!

左側面!

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ドロップハンドルがデフォルトでしたが、買って一日でライザーハンドルに交換。  
久々に前屈をあまりしない自転車にのったけど、こんなに心穏やかだったとはー

ああ、今回は本当にただの自慢だ。ああ、いとおしい。

熱射の7月

西田です。ほほ。またもや自転車話だったりして。

津久井湖といって、高尾のちょい下にあるダム湖、そこに自転車で行ってきたのである。
自宅からの往復距離は100km近く。いつの間にやらこの自転車趣味もえらいことになってきた感があるなあ。

いつもは一人でだらだらとポタリングしてた結果、どこかに着いてた、っていうノリなのだけれど今回は三人連れ。というかむしろわたくし西田 が付属物。
他の二人といえば、それはもう、マッシブな、アスリートな人たちで。知ってました?ロードバイクってアマチュアでも平均時速30キロ超が普通って世界だったんですってよ。西田、まがりなりにもロード自転車に乗っておるのに平均25キロもだせるかどうか。服装もあっちは最新式の、なんたらとかいう凄い素材のぴったりジャージ。こっちは古着のジャージ、化繊の。下は綿。ぐずぐずである。

そんな二人に付いていったものだから、もう必死。があああって言ってるうちに津久井湖に着いて、ファンシーかつカオスなそば屋でウサギの餌みたいな葉くずが入ったそばを食べて 、またぐああああと意識の潮流、気付くと家に着いていて、朝干した洗濯物がすべて行方不明になっていた。

なんでだ。

洗濯物所在不明のまま、飲みのお誘いがあったので、家で休む間もなく知人らと合流。かんぱーい、いえー!なんつってビアー二杯目あたりで昼の熱射がぐわんぐわんに効いてきてすとーんと意識が落っこちた。

帰宅後は風呂。入った途端に、あれ?この風呂、沸騰してねえ?なんて思うほどに、腕が、顔が、ふくらはぎの裏側が痛てえのは、昼の日差しで肌がこんがりウェルダン、焼けておる。はは、猿みたいに赤い。

着替えがないぞ!

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↑カオスなそば屋。なぜかゼロ戦のイラストが貼ってあったり。

五体投地レベルの感謝

日曜は上京してきたイトコと酒。
会うのは1年振りかしら。つまりはそんなに久々感はないわけで、お互い会うなり開口一番「肥えたね」。あとは罵倒の応酬、応酬、また応酬。
酒もまわる頃にはなぜかわたくし西田(年上)が日ごろの成長しなさっぷり、虚勢の張りっぷりを滔々と説教をされるの図。実に的確なご指摘に心が震えました。
イトコは歌と作曲をやっています。

Naoko Sakai


その前の週は友人のダブバンドのライブへ。
お互いを結びつけたのはただ一つの単語。
「天狗」
なんという縁でしょう。
写真を撮りまくったり、カニエのサングラスをかけたり。かけられたり。

天狗イースタンダブ


なんと!わたくし西田が勝手に密かに「師匠」と呼ばせていただいている、かせきさいだぁ≡さんのホームページにて今週。ここが、こんな僻地が、紹介されておったのであって、もっほふほふ。ひーひー。
ひぃ、過呼吸に加えてアゴも外れそうになる。
さいだぁ≡先生は、自分が撮った写真を『「シャシャミン」と「しまおまほ」さんの二人しか褒めてくれない』なんて書いておられるが、僭越ながらわたくし西田も毎度楽しみにしているのでR。

かせきさいだぁ≡新ヒネモスまとりっくす

さいだぁ≡先生。実は小説を書いておられるのですが、え、ここでその小説がどれだけ素晴らしいか、ということを、わたしが書いて、それを読む、そんな時間があったらすぐに小説のほうを読みに行って下さいと、いいたいくらいド素晴らしい。さあ。

さいだぁ先生のちょうどいい幸せ


上にも出てきたしまおまほさんにも、恐れ多くもオダシダミチカを読んでいただけた上に、お褒めの言葉をすら!拝聴し!びゃーん。
もう、わたくしは、尾てい骨が5センチくらいずり上がるかと思ったのであったのであった。

SHIMAO★MAHO Website


今日も西田は虎視眈々と、皆様へのお礼の機会を狙っておりまするすん。

Long Sazae Distance

うわーい、とかいうているまにもう6月半ばである。

さて、ここ最近は何をやっておったのかというと、もーね、これがなーんもしてないのであって、いや、やっているけど生んでないというか、無産、という言葉がずんと腹の底に溜まっているようでそれが実に重たい。え、具体的になにをしてたかというと、主に自転車に乗っている記憶しかない。先々週の土曜は調布飛行場へ、行こうとして辿り着けず、先週はというと狭山湖まで、行って帰ってきてあまりの疲労に帰宅後14時間くらい寝てたのであって、ほんで今日はというと西田はキティちゃんとサザエさんなのである。ああ、カロリーだけがゆんゆんと消費されていくばかり。

今日、起きたら14時。
「びゅがろふぅぎゅう」と異音をば発しながら起きたわたくし、目覚めもそこそこに飯をかっこみ、自転車の空気を入れ、あその前に、GoogleMapで「サンリオピューロランド」を検索して、5秒ほど道順を頭にいれただけでわかったような気になって、ほんで空気。靴履く。出発。時間はたしか14時半といったところ。目的地は当然「サンリオピューロランド」。アハハ、なんでねん。サンリオて。

ちゅうか、ちゅうかね、わたくし西田、高貴なる自転車乗りこと西田かんからしてみれば、自転車にのっている状態こそが全ての欲求の収束地点なのである。ただ、乗って前に進む以上は元の場所に帰ってこなければそれは単なる失踪になってしまうので、しょうがなく目的地っつーか折り返し地点を設定するのであって、つまりこれは内田百間先生の「阿房列車」自転車版てなところなの。ええのだ、サンリオはこの際どーでも。便宜上ね。なんかワンダーを感じるところに向かう方がいいじゃない。

で、行ってきた。サンリオは単なる便宜上の折り返しなので別に中に入る必要はないのだけれど、まあ行った以上はせっかくやし。なんかわーきゃーゆうてるし、家族の幸せ感が眼前に満開してて実にええ感じやし、ちょっと入ってみたらええんちゃう?と遠くのほうから死んだお爺ちゃんに似た人が言っているよ。

数分後、チケット売り場で苦笑する売り子の人とわたくし西田。汗だくで。

えー、なんというか、おどろいたことに財布を家に忘れてきて無一文。

ああ、これではまるで日曜6時の愉快ー♪なアレじゃない。


自転車やからね、こういうことしょっちゅうあるの。
交通費ってのが発生しないからね。たとえ40キロ、ぐいんぐいんに走っていても気付かないときゃあ気付かないのだ。
別にサンリオは単なる折り返し地点なので、ほら、上でも書いてるやないの。ええの。入らんくても。ええねんよ。

今日は実に有意義な、自転車の日、だったなあ。

「ぬ」礼賛(Slight Return)

「ぬ」についてなんですけど。

John Lennonの「Mind Games」というアルバムの邦題が「ヌートピア宣言」となっていて、それがなぜそんな邦題になったのか未だにうかがい知れないところであって、ヌーってなんなのよ、という話では、なく。

先日のこと。知人が昼食中、何かの話の流れで「子供の頃に平仮名の"ぬ"の形が変だな、って思い悩んだ時期があって...」なんてなことを言うので。
わたくし西田も、実は...と。以前私も「ぬ」について強烈に思い悩んだ時期があって、寝てもさめてもぬーぬー言うてたのであったのであった。あ、ちなみにー、「ぬーぬーぬー」ってのはアレですよ、モンティパイソンの、グレアム・チャップマンがスケッチで、アホな人を演じた際のアレです。知りませんよね。はい。

と、はい。言うわけで。わたくし、知人がそんな奇特な発想を持っていたことに大変なシンパシィを憶えまして、思わず「以前私が書いた"ぬ"礼賛文章をば見るといいよ、いや、見て下さい」なんて言ってしまったので、これから以前よそで書いた「ぬ」礼賛という文章を、若干いろうて、お届けしようってなワケ!

では、どうぞ。



岡本太郎さんの沖縄文化論を読んでおったところ、その本で沖縄の唄を解説しているページが妙に引っかかった。なんでやろ、と思い何度か見返したところ唄の節々に「ぬ」の文字が絶妙なアクセントとして使われている。これかー、なんて言っておったのがつい最近の話。

それ以来、この全ての緊張感を放棄したような無垢なたたずまいである「ぬ」にヤラレっぱなしである。

ヨーロッパ人がモーリシャス島に初めて入植したとき、彼らの目に映ったドードー鳥はきっとこんなカタチをしてたんじゃないかと思うくらいの無抵抗感。最後のクルッがたまらない。
わぁ、変な生き物がぼくたちを食べているよ。



使われている単語にしても、「主(ぬし)」「糠(ぬか)」「沼(ぬま)」「ぬりかべ」「ぬらりひょん」エトセトラエトセトラ。
なんか土の匂いがプンプンする。土俗的で反中央的な印象である。
 沼の主が塗っているのは糠ですか。ぬりかべみたいに屹立しておるけど意味なくねえ?ひょひょっ。と、ぬらりひょんの旦那が言ってましたぜ!ぬし!



平仮名を一文字ずつGoogleで検索してみた。「ぬ」だけはHIT数が一桁少ない。圧倒的に文字としての立場も弱い。
そもそも一文字で意味をなす用例がないのは(現代語としては)「ぬ」と「ん」だけだそうで、とはいえ古い用例ではあるのである。ある、にはあっても「ぬ」一文字では完了・否定を表すのだと。ない方がいいくらいの扱いである。
ちなみに「ぬ」の元になった漢字は「奴」。もう...
ヤッコさん、奴隷出身なんだってねえ。冬でも冷奴を食わされておるよ。はは、かわいそ。

なんたる冷遇!

ああ、いとおしい!

ブライアーン!

ブライアンといっても迷い猫でロカビリーな人じゃなくて、
当然ながらアンビエントでノーニューヨークな人でもなくて、
ってことはプールの底で沈んでいた人でもないのであって、
じゃあ誰かって言うとブライアンはグレアムなのでパイソンズなのだ。

と、80年代の洋楽ライナーノーツ風の前置きをしてみたわけですが、さて。
ブライアンがもう発売されておる。





ほんとにちょっと目を離した隙に...と嘆きたくもなる。いや、目ぇは笑っているのだけれど。

ついこないだテレビシリーズの日本語吹き替え完全版が出たばかりで、正直なところソレを買ってしまったがためにわたくし西田は極貧に喘ぎそうになったのであって、ようやっと危険な状態から復帰できたと思った矢先のコレである。ああ、貧しても新製品。

去年、ビデオで出ていた吹き替え版を見ているのにもかかわらず、買ってしまおうというのは、ちょっとお脳がよろしくないのではないかしら、と思う、けれど違うのだ。これオリジナル音声で、いや、こんなこと言っても通じないかもしれないけれど、日本では一度も放映・放送されなかったやつなので、これを待ち望んでいた人は相当いるのだ。たぶん。

うくく、嬉しいねんけど。ひっひ、またカードが。


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